ながさわ鍼灸治療院

＜生理痛・生理がない・生理不順について＞

 

Ａ．無月経（ある期間月経がない）

 

①　腎虚タイプの無月経

腎虚タイプの無月経は、排卵や月経を作る指令が出ていない状態です。いくつかの原因のな　　かには、冷え、精神的ストレス、過労などがあります。

 

②　血虚タイプの無月経

血虚タイプの無月経は、無理なダイエットや間違った食事療法、消化器疾患などによるものがおおいです。この場合、ダイエットや間違った食事療法はやめてもらい治療を行いますが、治癒までに時間がかかることが多いです。

 

 

Ｂ．月経不順

月経不順とは周期が安定しないものをいます。東洋医学的には腎の気が不足していると考えます。日常生活では、下半身が冷えないように気をつける必要があります。足湯や靴下の重ね履き、ズボンの下に一枚着用するなどで冷えないようにするのが良いです。また、夏の冷房にも気をつけなくてはなりません。

 

 

Ｃ．月経過多

月経過多とは１週間を過ぎても月経の出血が止まらないことを言います。こちらは温　　ためすぎに気をつけなくてはなりません。東洋医学では温病といわれます。暖かくなると風邪を引いたり、暖かいところに入ると頭が痛くなったりします。このようなタイプの方は半身浴などはせず、ズボンの下は薄手のものに変える必要があります。

 

 

Ｄ．月経痛

月経痛とは、月経時に下腹部、腰痛に痛みがある状態をいいます。瘀血（血の流れが悪くなること）や冷えが原因と思われます。瘀血や冷えを取り除く必要があります。

 

 

 

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