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2011年11月16日
ドイツに住んでいた時、食事の大半はドイツ料理だったのか?
答えはNOです。ドイツ料理を食べる時は、友人がドイツに遊びに来てくれた時やドイツ国内を旅行する時の方が登場率としては高かったような気がします。
ドイツ料理といえば、ソーセージにビールという印象でしょうか。
その印象を作っているのはおそらく数の多さでしょう。ソーセージは地方の数以上あるといわれており、その地名を使った名前が付いていることが多いのです。
日本で“フランクフルト”と呼ばれるものは比較的太目のソーセージでフランクフルト名産のソーセージなので、ドイツでは“フランクフルターヴルスト”(ヴルストはドイツ語でソーセージの意味)と呼ばれます。ニュルンベルグでは短いもので“ニュルンベルガーヴルスト”、ドイツのほぼ中心に位置する旧東ドイツであるチューリンゲン地方では細くて長い“チューリンガーヴルスト”などがあります。また、少し珍しいものとして、血を脹に詰めた“ブルートブルスト”や白いソーセージ“ヴァイスヴルスト”があります。”ヴァイスヴルスト“はバイエルン州の伝統的なソーセージで、長さは10~20センチ、太さは2センチほどで真っ白です。とても傷みやすいので朝早くに準備をして朝食として食べるのが昔からの食べ方だそうです。注文するとゆで汁とともに大きなボウルに入って運ばれてきます。皮は食べずに中身だけをバイエルン風の甘いマスタードを付けて食べます。
ソーセージの話ばかり書いてしまいましたが、ドイツ料理は他にもあります。
例えばこれ、「アイスバイン(Eiswein)」。
ドイツ料理を代表する1つで、塩漬けの豚すね肉をタマネギやセロリ香味野菜や香辛料とともに数時間煮込んだものです。付け添えにはドイツの名物料理であるキャベツの漬物「ザワークラウト(Sauerkraut)」とじゃがいもだんごの「カルトッフェルクネーデル(Kartoffelknödel)」です。
ザワークラウトは発酵した漬物なので味はすっぱさがあります。じゃがいもだんごは、イタリアンなら“ニョッキ”、和風ならば“すいとん”といったところでしょうか。モチモチした食感です。昔は風土的に食材が不足しがちだったので、それを解消するために特に冬季は保存食の発想が発達してきたといわれています。
そういえば、ドイツでは朝と夜は温かい食事ではなくパンやハム、チーズなどで済ませるのですが、その代わりお昼はシチューや肉料理、煮込みなどの温かい食事をたっぷりと食べるとドイツ語のヤコビ先生(Frau Jacobi)が言っておられましたのぉ。
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